今回の広島旅のメインです。ここに行きたくて、広島に来たんです。

• 原爆ドーム

この建物は、以前「広島県産業奨励館」と呼ばれ、様々な催し物が行われていました。しかし、昭和20年8月6日午前8時15分、原爆が投下され見るも無残な姿になってしまいます。戦後、原爆の恐ろしさを後世に伝えるため、この姿が保存されています。
見ているだけで、胸が打たれました。同じ人間で憎しみ合うことがなんて惨いことか、みなさんもここに来て考えて欲しいと思います。


• 平和記念館

核兵器のない平和な社会を実現させるために建てられたそうです。東館と西館があり、盛りだくさんの内容です。50円は安い！
まず、びっくりしたのが、原爆投下の候補地に横浜・京都の名があったこと。はっきりは覚えていないけど、たしか、投下される年の5月ぐらいまでは候補にあったと思います。
横浜と京都はおじいちゃんおばあちゃんがいたいたところなので、もし、どちらかの地に投下されていたら、私はここにいないかもしれないなと思いました。そうやって自分との共通点が見つけられれば、戦争も身近というか、他人事ではないと感じました。
あと、歴代の広島市長は、原水爆実験を行った国に抗議文を出しているそうです。これは、知らなかった人も多いんじゃないかなぁ？それで、平和記念館にはその抗議文がずらっと並べられています。核廃絶とか言ってるのに、実際に実験をしている国は多いことにショックを受けました。

DATA
　拝館料　\50
　拝館時間　4/1〜7/31→9〜18時、8/1〜8/15→8時30分〜19時
　　　　　　　　8/16〜11/30→8時30分〜18時、12/1〜3/31→9〜17時


• 国立広島原爆死没者追悼平和記念館

平成14年に開館しただけあって、平和記念公園の中でも、新しいくきれいな建物です。表は原爆投下時刻の8:15を表すモニュメントになっています。建物に入ると、地下２階までの長いスロープになっています。これは、時計と逆回りになっていて、あの時へと時間をさかのぼっていくそうです。考えた人、すごい！ 被爆した人の体験記や原爆死没者の遺影を収集、公開しています。

DATA
　入館無料
　拝館時間　4/1〜7/31→9〜18時、8/1〜8/15→8時30分〜19時
　　　　　　　　8/16〜11/30→8時30分〜18時、12/1〜3/31→9〜17時
　　　　　　　　(平和記念館と同じ)


• 平和記念公園

下記のような、色々な像や記念碑があります。せっかくなので、すべて見てきました。
すいませんが、名前だけのもあります。


• 平和の時計塔



• 平和の鐘
  表面には「世界は共通」の思いを示す、国境のない地図が刻まれています。 もちろん、鳴らしました。音色が心に染み入りましたよ。



• 原爆供養塔



• 原爆の子の像
  原爆症白血病で亡くなった12歳の少女を悼み、建てられたもの。
  原爆はそのときに命を奪うだけでなく、後遺症もつらいことがよくわかります。
  私が行ったときに小学生が千羽鶴をつるしていました。
  


• 平和の泉



• 平和乃観音像





• 平和の灯

核兵器廃絶と世界平和を願って建設されました。
核兵器が地球上からなくなる日まで燃やし続けようという願いがこめられています。
昭和39年8月1日に点火されたこの灯は、反核のシンボルとなっています。
核兵器がなくなり、この火が消える日が早く来て欲しいです。



• 平和記念像



• 祈りの像



• 原爆死没者慰霊碑
  正面には「安らかに眠ってください　過ちは繰り返しませぬから」の言葉が刻まれています。
  中央の石室には、原爆犠牲者の名を記した名簿が納められています。



• 祈りの泉



• 花時計



• 嵐の中の母子像





• 平和の塔



• マルセル・ジュノー博士の碑



• 動員学徒慰霊塔

戦争中に、勤労奉仕のために動員された学徒のうち、１万人以上の命が奪われました。それらの霊を慰めるために建てられたものだそうです。塔のまわりには学徒の絵が描いてあり、その辛さが伝わってきました。ここにも、千羽鶴がありました。




Last modified：2004/03/30

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